・久々に近所のスーパー銭湯に行ってサウナに入った。
・平日の午後過ぎに行ったのだけれど……みんな……仕事はどうした!?!?!? ってくらい混んでてビビってしまった。
・いや私は有給を取っているからいいんだけどさ。
・とはいえ思い返すと、暇そうな学生か暇そうなお爺さんがメインで、まぁ平日昼間のサウナの客層を考えたら普通か……という気もする。1日いられるしね。パチスロやら何やらをするよかよっぽど健康的だ。逆に健康に悪いのかサウナは。
・サウナ入った後は休憩スペースでボーっとするのが常なんだけれど、そっちはあんまり人がいなかった。休憩スペースのマンガって毎回「次はこれを読むか……」って思って読まながち。それかもう読んだことあるマンガを手に取りがち。自分の場合は『嘘喰い』のプロトポロス~エアポーカー辺りの話を読んで、毎回新鮮にわっかんね~……ってなってる。
・今更ながら『メイドインアビス』が揃っていることを知ったので、そろそろ読まないと。買え。
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・休憩スペースで最近読んでた本の残りを読み切った。
遅塚忠躬『フランス革命 歴史における劇薬』(岩波ジュニア新書)を読みました。フランス革命を劇薬に例え、それが及ぼした様々な功罪、そして何故人々は”劇薬”を選んだのかという経緯やその意味を明らかにした新書。ある程度簡略化はしているんだろうけれど概要が掴みやすいだけでなく→ pic.twitter.com/Mg9BMH2GKz
— 🍣💨💨💨 (@korsk_mcd) 2022年11月8日
→人々が革命を起こした大きな要因を「人間性の回復」であると断言し、人が生きるには(劇薬ともなり得る)熱情が必要であるという語り掛けが、本当にそうだよな……と感じ入ってしまった。若い内に読みたかったとも思うが、本当に若い頃に読んだらケッて気分になっていた気もする。
— 🍣💨💨💨 (@korsk_mcd) 2022年11月8日
・いわゆるこうした「概説書」って勉強を始める第一歩としては押さえておくべきもののはずで、基本的には大事なものとして考えなきゃいけないけれど、若い頃の私は今以上に輪をかけてアホだったので、「同じ作者が書いた専門書を読んだ方が早いだろ!」みたいなことを考えていて、そのせいで色んなことを取りこぼしたり回り道する羽目になった気がする。
・ただこうした考えになったのも理由があって、例えば文学作品なんかだと読者の年齢に合わせてある程度文章が編集されるわけじゃないですか。青い鳥文庫とか。あまりに長い原作だと少しカットするとか。今にして思えば文学作品に触れさせる・馴染ませるために仕方ないなと考えることも出来るけれど、幼少期の私としては「ナメやがってクソが」という気分にさせられるわけですよ。
・敢えて子供に向けて教えるような口調とかね。今となってはそういう文体に懐かしさなんかも感じちゃったりするのでスルスル読めるけれど、そういう些末なことに引っかかって拒絶するような子供だった。ただまぁ大人になると素直であることが何事に対しても一番効率的なんですよね。
・ちなみに『フランス革命』も文体自体は若者に対して講義をするような形式だけれど、いきなりロダンの彫刻や岩倉具視と明治天皇を描いた絵画、『レ・ミゼラブル』のエピソードの話などからカマしてくるので、それはそれでストロングスタイルだったりする。