踵を踊らせて

コンマ打つときにコツがいるのよ

2021/11/6_パーマをかけた

 パーマをかけました。
 元々癖毛ということもあり、前には縮毛矯正をしたこともあったのですが、仕事もまだまだ在宅勤務が続くし、誰に何を言われるわけでもないので、なんとなくの気分転換も兼ねて。

 とはいえ、実際やったら「パーマだ!」って感じなるけれど、実際落とすと地毛だな~くらいのパーマ。日和って「仕事行く時も違和感ない感じで」って言ってこうなったのだけれど、案外ガッツリやっても良かったのかなとも思ったり。
 むか~しむかしの学生時代に髪を染めた時も同じだったんだよな。「染めたか染めてないか分からないくらいで…」と言ったら、本当に染めたか染めてないか分からないくらいの色合いになってしまい、特に誰からも気づかれず微妙に凹んでしまうという。美容師さんからすれば「そうしてくれ」って頼まれたのだから、責められる云われはないのですが…。

 この先髪を染める機会なんてそうないと思うけれど、歳を取ったら青とかに染めてみたいな~という思いはある。

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 美容師と何話していいか分からない・話しかけられるのが嫌ってあるあるネタがあるけれど、正直あんまりよく分からないところが個人的にはあります。勿論、自分の生活をよく知りもしないヤツから余計なこと言われたらムカつくけれど、それは単純に接客のスタンスがおかしい奴ってだけの話だし、店なり人なりを変えりゃいいじゃん…と思ったり。

 個人的に「なんとなく美容師と会話するの嫌だな~」って時期もあったけれど、ある時髪の毛の話(癖毛ってどうすりゃいいの?)をしたら、物凄くペラペラ話してくれた時がありまして。そりゃ美容師は髪の毛の専門家なんだから、髪の毛の話なら沢山ネタがあるよな…ってなってから気が楽になったんで、髪の毛の話は安パイかもしれない。

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 スキマで村上和彦『東京魔悲夜』を読みました。
www.sukima.me

 歌舞伎町をシマとするヤクザ・山龍組若頭補佐の翔。彼の友人でありながら、かつて山龍組を破門され、愚連隊・魔悲夜を率いる銀也。
 銀也が歌舞伎町に戻った時、様々な謀略の渦が歌舞伎町に巻き起こる…。

 90年代初頭頃に連載していたということもあり、ヤクザのみならずアジア系のマフィアが東京で暗躍する描写を入れているのが時代を反映しているというか。とはいえ、基本的にはヤクザ組織内でのゴタゴタを描いていて、それがなんともイヤ~な感じで良いんですよね。無茶苦茶をいってくる上長。嫌味な上司。思い込みで暴走する同僚。思い込みと思いきや実は上長の含みがあって…というような。
 ヤクザ内の抗争の話をベースに物語が展開する中で、そろそろ物語も佳境かな〜と思っている最中、唐突に「東京大震災」が起こってたまげました。恐らくは阪神大震災があったタイミングと重ねたのかな? と思うのですが、いきなりリアリティラインをぶっちぎってマジに起こるので結構ビビるんですよね。

(『東京魔悲夜』より)

 あと、毎回場面転換のたびに同じ画面が入るのが、今見るとちょっと面白い。
 恐らく写真をトレスして描いているのでしょうが、期せずして当時の東京の風景を見られるのがちょっと面白い。


(『東京魔悲夜』より)

 左の「白馬車ビル」は2018年に解体済。今は別名のビルが建てられているが、特徴的なファザードはちょっと地味に再現されているようです。
 上記の画像は当時の新宿コマ劇場(現・新宿TOHOシネマズ)を背に新宿駅の方向を見ており、消失点にあたるビルは、恐らく今のユニカビジョンですかね。