踵を踊らせて

コンマ打つときにコツがいるのよ

20230330_アタック・オブ・ザ・冷蔵庫に入れっぱなしだったトマト

・トイレに行って用を足したら、昨日作ったトマトパスタのトマトの皮がウンコに混じっていた。昨日作った夕飯はトマトを切ってニンニクと唐辛子で炒め、サバ缶を混ぜて作ったソースをあえたパスタ。2週間に1度は作ってるけれど、昨日トマトがちょっと新鮮だったからか皮が固いままだったのかも。
・自宅の台所からトイレまでは大体4、5歩。キッチンとトイレのドアを完全に開け放せば台所からトイレに皮だけ投げ捨てられないこともない距離。そんなことしないけどね。
・勿論そこに至るまで一晩以上は内臓の中をグルグルと動いているし、自分自身もそれまでにあっちゃこっちゃ歩いていたけれど、結果的に色んなところを経由した結果、目と鼻の距離の間でトマトとしての一生を終えている(摘まれた時点で終わってるけど)んだと思うと、なんかちょっと切ない気分になってしまった。
・とはいえ、形が残っているから妙に印象深いだけで、基本的に家で作って家で用を足したものは自分のお腹を経由しつつも目と鼻の先で処理されてはいるんだよな。

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web-ace.jp

・『春あかね高校定時制夜間部』の7話が昨日に更新されていたので読む。
定時制高校の夜間部を舞台にしたマンガ。基本的にはコメディタッチだけれども、それぞれどこか陰があるような背景が暗示されつつ、なんだかんだ楽しく日々は過ぎていく…という感じの作品。様々なキャラの物語が並行して、時に交わりながら進む中、それぞれが持つ光と闇が一瞬だけ描かれるバランス感覚。派手過ぎずしかし滋味深い雰囲気を醸し出していて更新を追ってしまうwebマンガ
・どの話も好きなんだけれど、今回更新分の4本目「雨森みこのうた」は第4話の「谷原ゆめの幼馴染」と対になったエピソードで、かつてハンカチを貸し借りした…という出来事を双方の視点から語っている形になっていて、その互いが互いに向ける思いが本当にグッときてしまった。
・お互いに中学が不登校だったという過去はあれど性格的には恐らく真逆。別に普段から仲が良かったわけでもなく、夜間部でもつるんでいるわけでもない。2人を結びつけているのは、中学の時に手を洗っていたみこがハンカチを持っておらず、たまたまゆめが貸してくれたという些細な出来事。その些細な中にどれほどの想いが詰まっているのか、それがどれほど支えになっていたのか、という重さ。しかしそんな重さを持ちつつ、お互いがお互いに「あんまよく分からんけれど元気で良かった~」くらいのサラッとしたテンションでいるところがなんとも泣けてしまう。その辺のバランス感覚がなんとも言えず絶妙。
・そろそろ話数的に単行本化もしそうなので、そこも楽しみだぜ。

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モバマスのサービスが終わったので思い出とか書こうと思っていたけれど、ちょっと長くなりそうなのでまた別で。別に大した話はないけど。