踵を踊らせて

コンマ打つときにコツがいるのよ

20230703_バイバイツイッター危機一発

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・今年の初頭あたりからTwitterの死が叫ばれるようになって久しく、色んなところに活動の移転場所を作る人、そうでない人がいるわけだけれども、移転場所である程度活動していないとただアカウントがあるだけで、特に何もならないな〜ということがここ数日の騒ぎで身に染みました。このブログもそうで、日記の更新をサボりまくってたら4ヶ月があっという間に経ってしまったし、マストドンもいざログインしようとしたら重くて全然ダメだった。いざ終末が間近に見えた時に動いても手遅れだって話やね。

・いずれ遠くない未来にTwitterがなくなったらどうなるか。世の中の大半の人はTwitterがなくとも毎日生活が出来ているわけで、結局時間が経てばなんとかなるのだとは思う。たかが1ウェブサービスが死んだとてよ。一方、思考や行動を10年以上かけてコツコツTwitterに最適化してしまったために、その状態をなんとか維持しようとするも齟齬が生じて苦痛を感じるというのは分かる。多分私も自覚していないだけで大分最適化してしまっているに違いない。

・言うてまぁ使い道によっては別にそんなに困ってない人もいるとは思うし、「ウワーもうダメだー!」感についてはもう少し腑分けして、何がダメになってしまったのかを考えた方がいい気もする。同じテレビや動画を実況して一体感を得るツールとして? 自分の作ったものをバズらせるツールとして? 思いついたダジャレを書いて反応を貰うツールとして? そういう意味ではもうダメかもしれんし、代替手段がまったくないわけでもないと思う。なかったらゴメン。

・ただまぁ個人であれば止めようがどうしようが勝手にせいという話ですが、様々なジャンルの広報とか広告なんかがガッチリとTwitterというプラットフォームに最適化してしまっている現在、急に使えなくなったらそれは本当に大変だよな〜。『水星の魔女』最終話のTwitterのキャンペーンなんか結構なお金をかけているだろうに、情報を発せられない・発したとて誰も見れないという状況はマジにしんどかったろうな。結果的にはなんとかなっていたようにも思える(思いたい)けれど、それでも当初想定していた状況とは程遠いものな気がする。自分が万が一担当チームの一員だと思うと胃がキリキリしちゃうね。考えても仕方のないことですが。

・でもそれって個人の宣伝だって同じで。例えば私は同人誌即売会にそれなりに行くけれど、新刊の情報がTwitterで探せないと困るし、作家の人たちは自作を宣伝する手段が1つ絶たれてしまうのはダイレクトな死活問題だ。pixivで、misskeyで、はたまた懐かしの個人サイトで宣伝するにしても、届けたい人たち(または思ってもみない人たち)にリーチするのかというと、ゼロじゃないとはいえハードルは上がるわけで。昔は個人サイトやリンク集でなんとかやっていたやんけ、と言うのは簡単だけれど一度便利さを得てしまったらやっぱり手放しがたいものよ。

・そう考えるとTwitterの利点の1つは様々な情報が載っていること以上に、それが大量のユーザーにより拡散されることにあったのかな…と気づく。アプローチ数の倍々ゲーム。いわゆる分散型といわれるシステムや、かつての掲示板スタイルでそれを実現するのは難しそう。恐らくシンプルに自分の描いた絵やダジャレに反応してくれる人は、もしかしたら別のウェブサービス上にだっているかも知れない。というか多分いる。とはいえ。

・個人的な使い方の1つとしては、ライフログ的な役割を持たせるには別の手段を考えた方がいいなと思っているので、そこは試行錯誤してみようと思います。今後も色々考えなきゃいけないことは増えていくんだろうな。

 

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・とよちゃんの頭身が上がってるコマが良かった。